青森県神社庁
黒石神明宮
南黒地区
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住所
黒石市大字前町34
御祭神
天照大神
例祭
7月16日
由緒
起源不明なるも文禄年間 (1592~1595)、 第百七代後陽成天皇時代現地にすでに小祠があったと伝えられているが、 それは或いは正保年間 (1644~1651)、 津軽三十三観音の二十六番目の札所となった黒石観音堂ではなかったかと思われる。 寛延四年 (1751)、 「津軽三十三所順礼」 によれば二十六番黒石とあり、 『堂一間四面西むき、 前に一間に二間の拝殿あり、 住吉大明神の堂あり、 牛頭天王の堂あり、 二間に三間の神楽殿あり、 神明宮あり、 天神の堂あり、 松尾大明神の堂あり、 この所を上の坂という』 天和二年 (1682) 九月十六日、 黒石藩主津軽信秀公願主となり武運長久子孫繁栄領内安穏の為、 家老発田茂太夫城代澤井直右衛門を遣はし奉行、 町年寄、 棟梁等を督励して本殿、 神楽殿を建設し藩主の御祈願所とし永代御神楽を勤めさせた。
明治二年五月十四日黒石町大火により焼失。 同十二年新築す。
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